PDELのもっともシンプルな暗号化方式である可変暗号化(「暗号化の都度、結果が異なる」「結果が暗号化する情報のバイト数に比例する」「有効期限を付けない」「セッション・ハイジャック・チェックを行わない」)は【表1-{PDEL-SIDE-NAVI-ID}-A】の手順A~手順Dによって、暗号化を行っています。

【表1-{PDEL-SIDE-NAVI-ID}-A】半角のXYZ(文字コードはASCII)という文字列を暗号化する場合のイメージ
手順 内容 イメージ 備考
A 16進数化 XYZ

58595a
58595a はXYZの16進数です。
B 認証情報設定 58595a

00037d29f8ed58595a
16進数データの先頭に認証情報Aを設定します。
C 文字の置き換え 00037d29f8ed58595a

cPPs0oqH4idoxO3nuG
16進数で使用される0~9、およびa~fを、別の文字に置き換えます。
==> 後述マップファイルを基に置換します。
D 様々な文字列操作 cPPs0oqH4idoxO3nuG

Oxodi4Hqo0PNX9c3nuGPs
テキストファイルの内容に従って、様々な文字列操作(文字列の追加、反転等)を行います。
==> 後述レシピファイルを基に変換します。

   以下に各手順を補足します。