データマスキングを行う・行わない、行う場合の概略パターンはPDEL専用INIファイルのセクション定義で決定します。行う場合の詳細なデータマスキングの方法はマスクルール定義ファイルに記述します。以下にマスクルール定義ファイルの仕様を記します。

  1. ファイル配置ディレクトリおよびファイル名称
    PDEL専用INIファイルで定義します。
  2. ファイル内容
  3. 動作イメージ例
    【6項目をPDELで暗号化したシステムのマスクルール定義ファイルの例】
    (この例における権限レベルは 1:初級スタッフ 2:スタッフ 3:リーダー 4:マネージャー です。)
    行番号 マスクルール定義ファイル内容 レシピが対象とする情報
    1 V-NAME:NAME:ErrNAME:2 氏名
    2 V-MAD:MAD:ErrMAD:3 メールアドレス
    3 V-TEL:TEL:ErrTEL:3 電話番号
    4 V-ADDR:ADDR:ErrADDR:4 住所
    5 V-CARD:CARD:ErrCARD:PDEL-MASK-PRIVATE クレジットカード
    6 V-PASS:****:Err****:PDEL-MASK-PUBLIC パスワード
    導入時の注意点にも記していますが
      パスワードをPDELで暗号化することは
      推奨しません。
    上記のようなマスクルール定義ファイルでアプリケーションで顧客データを照会すると、次のように表示されます。
    ※デモでは、様々なパターンのデータマスキングが確認できます。