以下に各セクションごとの定義方法を記します。
キー | 設定値 | 記述方法 | 備考 |
---|---|---|---|
AUTH_MODE | デフォルト認証モード | 数値 | 概略イメージの手順Bも併せて御参考願います。 |
MFILE_DIR | 必須ファイル配置ディレクトリ | ディレクトリ | マップファイルおよびレシピファイルを配置するディレクトリを指定します。 |
MFILE_CHK_TYPE | 必須ファイルチェック方法 | ファイル属性チェック方法 | マップファイルおよびレシピファイルに対する「ファイル属性チェック方法」を指定します。 |
キー | 設定値 | 記述方法 | 備考 |
---|---|---|---|
OFILE_DIR | マスクルール定義ファイル配置ディレクトリ | ディレクトリ | マスクルール定義ファイルを配置するディレクトリを指定します。 |
OFILE | マスクルール定義ファイル名 | 文字列 | パス部分を除いたマスクルール定義ファイル名を指定します。 |
OFILE_CHK_TYPE | マスクルール定義ファイルチェック方法 | ファイル属性チェック方法 | マスクルール定義ファイルに対する「ファイル属性チェック方法」を指定します。 |
SKIP_DECRYPT | 復号スキップモード | 文字列 | 小文字の true または false をダブルクォーテーションで囲って指定します。PDELの復号は「復号処理の前にデータマスキングを行うかどうか?の判断」を行います。データマスキングを行うと判断された場合、「暗号化されたデータの復号処理」を行わない場合 true 、行う場合 false を指定します。(データマスキングを行うと判断された場合、 true が指定されていれば処理時間が速くなります。但し復号に失敗した場合、マスクルール定義ファイルの「復号失敗時の名称」ではなく「復号成功時の名称」が復号結果となります。) |
STRICT_MASK | STRICTマスク実施モード | 文字列 | 小文字の true または false をダブルクォーテーションで囲って指定します。データマスキングを実施する場合、マスクルール定義ファイルに必ず該当レシピの定義を求める場合 true 、求めない場合 false を指定します。(データマスキングを実施するケースでマスクルール定義ファイルに該当レシピが存在しない場合、STRICT_MASKがtrueであれば復号エラー、falseであれば復号された実データをPDELは返します。) |
キー | 設定値 | 記述方法 | 備考 |
---|---|---|---|
UL_MIN | 利用者権限レベル最小値 | 数値または文字列 | 利用者権限レベルの「数値としての最小値」を数値で指定します。文字列を指定するのは「利用者権限レベルがPHPの定数として定義されている等の理由で、直接記述するのが好ましくない」場合のみで、その場合は UL_MIN = "PDEL-NULL" と指定します。 |
UL_MAX | 利用者権限レベル最大値 | 数値または文字列 | 利用者権限レベルの「数値としての最大値」を数値で指定します。文字列を指定するのは「利用者権限レベルがPHPの定数として定義されている等の理由で、直接記述するのが好ましくない」場合のみで、その場合は UL_MAX = "PDEL-NULL" と指定します。 |
UL_ASC_ORDER | 利用者権限レベル昇順区分 | 文字列 | 小文字の true または false をダブルクォーテーションで囲って指定します。「利用者権限レベル」と「実際の権限」が比例する場合(「利用者権限レベル」が大きいほど、「実際の権限」も大きくなる場合)true、そうでない場合 false を指定します。 |
UL_EMPTY | Empty値処理方法 | Empty値処理方法 | 利用者権限レベルにEmpty値(Null値等)が設定されている場合「データマスキングを行う・行わない」を指定します。 |
キー | 設定値 | 記述方法 | 備考 |
---|---|---|---|
UL_LIST | 利用者権限レベルリスト | 文字列 | 利用者権限レベルを UL_LIST_DEL で指定されたデリミタで、昇順または降順で区切って指定します。 「利用者権限レベルがPHPの定数として定義されている等の理由で、直接記述するのが好ましくない」場合 UL_LIST = "PDEL-NULL" と指定します。 |
UL_LIST_DEL | 利用者権限レベルリスト用デリミタ | 文字列 | 利用者権限レベルリストで用いるデリミタを半角1文字で指定します。 |
UL_ASC_ORDER | 利用者権限レベル昇順区分 | 文字列 | 小文字の true または false をダブルクォーテーションで囲って指定します。「利用者権限レベルリスト」を先頭から「実際の権限の小さい順」に指定した場合 true、そうでない場合 false を指定します。 |
UL_EMPTY | Empty値処理方法 | Empty値処理方法 | 利用者権限レベルにEmpty値(Null値等)が設定されている場合「データマスキングを行う・行わない」を指定します。 |
;【UL_LIST・UL_LIST_DEL・UL_ASC_ORDERの例】 ;利用者権限レベルの「実際の権限」が小さい順に10、20、30、40である場合の例です。 UL_LIST = "10,20,30,40" UL_LIST_DEL = "," UL_ASC_ORDER = "true" ;これは次のように指定しても同じです。 UL_LIST = "40,30,20,10" UL_LIST_DEL = "," UL_ASC_ORDER = "false"
キー | 設定値 | 記述方法 | 備考 |
---|---|---|---|
UL_LIST | 利用者権限レベルリスト | 文字列 | 利用者権限レベルを UL_LIST_DEL で指定されたデリミタで、昇順または降順で区切って指定します。 「利用者権限レベルがPHPの定数として定義されている等の理由で、直接記述するのが好ましくない」場合 UL_LIST = "PDEL-NULL" と指定します。 |
UL_LIST_DEL | 利用者権限レベルリスト用デリミタ | 文字列 | 利用者権限レベルリストで用いるデリミタを半角1文字で指定します。 |
UL_ASC_ORDER | 利用者権限レベル昇順区分 | 文字列 | 小文字の true または false をダブルクォーテーションで囲って指定します。 「利用者権限レベルリスト」を先頭から「実際の権限」の小さい順に指定した場合 true、そうでない場合 false を指定します。 |
UL_EMPTY | Empty値処理方法 | Empty値処理方法 | 利用者権限レベルにEmpty値(Null値等)が設定されている場合「データマスキングを行う・行わない」を指定します。 |
;【UL_LIST・UL_LIST_DEL・UL_ASC_ORDERの例】 ;利用者権限レベルの「実際の権限」が小さい順にA、B、C、Dである場合の例です。 UL_LIST = "A,B,C,D" UL_LIST_DEL = "," UL_ASC_ORDER = "true" ;これは次のように指定しても同じです。 UL_LIST = "D,C,B,A" UL_LIST_DEL = "," UL_ASC_ORDER = "false" ;利用者権限レベルが文字列の場合「利用者権限レベルリストの指定順序」が ;ランダム(ASCII文字コードでランダム)であってもエラーとはなりません。 ;例えば次のように指定すると、 ;初級スタッフはA、スタッフはD、リーダーはC、マネージャはBのようにPDELは判断します。 UL_LIST = "A,D,C,B" UL_LIST_DEL = "," UL_ASC_ORDER = "true"