PDEL専用INIファイルは次の(a)~(e)の5セクションから、データマスキングの条件に応じ、必要なセクションを定義します。(後述しますが、PDEL専用INIファイルのファイル名は、PDELコンストラクタのパラメータとして任意に指定できます。)
(a) PDEL_ENV
(b) MASK_ENV_COM
(c) MASK_ENV_LEVEL_NUM
(d) MASK_ENV_LEVEL_NUM_STR
(e) MASK_ENV_LEVEL_STR
   条件ごとに必要なセクションは下記のとおりです。○は定義必須、×は定義不可能なセクションです。なお、下記でいう利用者権限レベルの連続数値とは「初級スタッフが1、スタッフが2、リーダーが3、マネージャが4」のように「最小値から最大値までの間に、空き数値のない数値体系」のことで、そうでないものを非連続数値とします。
条件 セクション パターン
(a) (b) (c) (d) (e)
データマスキングを行わない × × × × 1
データマスキングを行う 無条件に行う × × × 2
条件に応じて行う 利用者権限レベルが連続数値(昇順) × × 3
利用者権限レベルが非連続数値(昇順) × × 4
利用者権限レベルが文字列(昇順) × × 5
利用者権限レベルが連続数値(降順) × × 6
利用者権限レベルが非連続数値(降順) × × 7
利用者権限レベルが文字列(降順) × × 8
   上記各パターンのサンプルはzipファイル pdel/private_assets/conf/demo/ini 配下にあります。