下図のようにロードバランサ(負荷分散装置)のあるWebシステムで、ユーザーのログインによりプロフィール情報が表示されると仮定します。(ログイン認証アクションをアクションA、プロフィール情報取得表示アクションをアクションBとします。参考までに「アクションAをPOSTメソッドで実行し、成功すればユーザーに操作させることなくリダイレクトにより、アクションBをGETメソッドで自動実行する」処理方式をPRGパターンと呼びます。)



   上図のように、ロードバランサがアクションAを3号機に振り分けた場合、アクションBも必ず3号機に振り分ける機能のことをセッション・アフィニティ機能と呼びます。ロードバランサにセッション・アフィニティ機能が無ければ、セッション変数は基本的に使用できません。(セッション・アフィニティ機能があれば、上図のPCからアクションCやアクションD等が発生したとしても、必ず3号機に振り分けられます。)